どれに申請できる…?たくさんの中から補助金を選ぶポイントは?

前回は、補助金とは何か?について、大まかにお伝えしました。

じゃあ実際にウチがもらえる補助金は…?そのために何をすればいい…?というのが、みなさんが一番知りたいポイントではないでしょうか。

今回は、補助金を選ぶ際のポイントをまとめてみます。

 

優先順位は各々の事業者によって変わると思いますが、大きな確認事項は以下のとおりです。

 

①テーマ

公式サイトや要綱の冒頭に、その補助金が何を目的としている補助金か?の説明が記載されています。

例)「ポストコロナ・ウィズコロナ時代の経済社会の変化に対応するための思い切った事業再構築を支援」「自社の経営を見直し、販路開拓や生産性向上の取組を支援する制度」など…

現在公募されている補助金の多くは、「自社の経営課題を改善し、事業を成長させること」が大きなテーマとなっています。

そのために必要な経費についての支援ですので、単なる設備の入れ替えや、汎用性のあるパソコン等は対象とならないものがほとんどです。(新しい事業に必要不可欠で、他の用途には使用しないパソコンやタブレットは対象になるケースもあります。)

 

②スケジュール

多くの補助金が条件として「採択結果の通知後~補助事業実施期限の期間に発注・支払いを完了したもののみ」が補助対象となっています。(すべてではないので注意です。)

自社の計画と大きく乖離するスケジュールの補助金だと、申請することがかえって事業全体にとってマイナスになりかねません。

締切・採択結果発表・交付予定時期(入金時期)について、無理がないか確認しましょう。

 

③要件

事業の規模や業種、売上が〇%減少しているなど、対象となる事業者の要件があります。

売上要件は自社の決算書や試算表等の資料を参照して確認します。

また、支出予定の経費が補助対象となるか、についても要チェックです。(①でも触れましたが、パソコンや自動車など、補助事業以外にも使用できる汎用性の高いものは対象外の場合があります。)

 

これらの要素を勘案して、どの補助金が適しているか?を検討します。

特に①については、自社の現在の課題と、その解決のために取組むこと・そのために必要な費用が明確になっていないと、判断できません。

まずは自社の現状について、客観的に分析してみましょう。

 

沢山の要件があって、何だかよくわからない…!という場合は、お問い合わせフォームよりご連絡ください。

現状をヒアリングして、おススメの補助金をご紹介いたします。